突撃!お宅訪問

西尾市 M様邸

西尾市 M様邸

昭和初期の店舗を多目的スペースに。
古民家の良さを
現代に伝えるリフォーム。

西尾市のM様の家は、昭和の初期から商店を営んでいた老舗。
今回はその店舗を多目的に利用できる施設としてリフォームされました。
築約80年の建物は土間があったり、箱階段があったりと今ではなかなか見ることができない昔ながらの造りです。そうした古民家の風合いを活かしながら、必要な機能をプラスして「現代版古民家」としてアーキ・プロが再生しました。

BEFORE 昭和初期の店舗。
AFTER 地域の方の集いの場としてリフォーム。

工場の解体を機に店舗を地域のために活かす

元々M様の家では道路に面した店舗の奥に商品を作る工場がありましたが、お父様の代で商店を辞め、工場も解体することになりました。
ただし店舗だけはできるだけそのまま残したいという意向があり、近所の方が気軽に立ち寄ることができる多目的スペースとして再利用することを考えておられました。
リフォームのポイントも古民家としての良さを残しつつ、同時にお茶を出せるくらいの簡易キッチンやトイレなど機能的設備の増設でした。

M様ご自身は店舗の裏手に住居を構えているため、ここで生活することはありませんが、休日は近所の方々と縁台に座って、昔話に花を咲かせています。具体的な利用方法はまだ決まっていないようですが、ギャラリーや喫茶コーナーなど地域の方たちの憩いの場所として開放する考えをお持ちのようです。

内部イメージを壊さず水回りを新設

M様がアーキ・プロを知ったのは奥様の知人からの紹介で、当社がこれまで多くの古民家再利用を手がけてきた実績もあって、今回のリフォームを依頼されました。
M様のご要望に応じて内部の柱や梁、建具などをできるだけそのままにし、土間の一部に水回り設備を配置する提案をさせていただきました。
また空調や配線も店の持つイメージを損なわないように設置し、全体的に郷愁が漂う落ち着いた雰囲気に仕上げるようにしました。

施工中には何度も様子をうかがっていたようで、M様ご夫婦は完成をとても楽しみにされていたようです。そして実際に完成すると「イメージ以上の出来映え」ととても喜んでくださいました。


古き良きものと現代生活のマッチング

簡易キッチンとトイレは今回新たに設置したものですが、室内のイメージにマッチするようにシックなデザインを選び、古民家らしい内部のイメージを壊さないように工夫しました。また道路側は一面ガラス窓であったため、格子によるスクリーンを外から取り付け、プライバシーを守ると同時に、中から人の動きがわかるようにしてあります。

古民家を再利用する場合、古いものと新しいものをいかに融合させるかが大きなポイントとなります。デザイン性や機能性など現代生活にマッチしたプランを提案したことで、お客様にはご満足いただきました。

基本データ

家族構成 ご夫婦
築年数 約80年
目的 店舗インテリアのリフォーム

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