デメリットは先に伝えておく方針
どの施工もデメリットとメリットがあるのは当たり前のことですが、見積前やプランニング時にメリットだけではなく、デメリットもしっかりお伝えしておくようにしています。
今回のケースですと、サンルームは天井はガラス貼りで直接日光があたるため、夏場はとても暑くなるというリスクがありました。事前にご了承いただいた上だったので、お客様からは「夏は暑いと覚悟していたけれど、家にいるときは窓を開けていたら、気になる暑さの日はなかったです」とおっしゃっていただけました。冬はサッシが結露したり、洗濯ものを干しても意外と乾かないということもお伝えしておきました。
後付けのサンルームはどうしても外壁づたいに垂れてくる雨水を完全に防ぐことはできません。サンルーム内が水浸しになるような入り方はしませんが、にじみ出てくるようなことはあります。事前にお話ししてありましたので、慌てられることなく、対処させていただき、入ることはなくなりました。
最初にデメリットと対応方法を伝えているので、お伺いした時は、娘さんがここで星空キャンプを楽しんでいた、本を読んでいた、こんな使い方やあんな使い方をしたよと嬉しいお話を聞けるので、正直にデメリットを伝えることからはじめてよかったと思っています。