大手ハウスメーカー新築の外構との違い
元々大手ハウスメーカーの外構の外注として工事を請けていたので、両方のメリットとデメリットがわかるのですが、大手ハウスメーカーで外構を施工する最大のメリットとしては、引き渡しまでに外構工事も完了している状態というところです。
またデメリットとしては、ハウスメーカーは外構会社に設計・施工までを外注することが多く、商売としては当たり前のことですが、外構会社に中間マージンを上乗せしてお客様へ請求するいう形になります。
そして、家が建つ前に、住み始める前にあくまで想定で外構を施工していくと、「ここはこれがいらなかった」「ここがこうあってほしかった」というように、思った外構の効果を得られなかったという声が少なからず、あることも確かです。
アーキ・プロのような外構会社に直接ご依頼いただいたときのデメリットは、引き渡し後にしか施工に入れないということです。建物引き渡しからお引っ越しまでに外構工事を行う期間があればいいのですが、多くの場合、家が完成したら早く住みたくなり、家に住んでいるときに外構工事をすることとなります。住みながらの工事によるストレスは、リフォーム会社の人間ですので、理解しているつもりですが、やはり気になるところです。
しかしメリットもたくさんあります。
外構会社に直接ご依頼いただくと中間マージンが入らず、同じ施工内容だったとしてもコストを抑えることができます。そして、住み始めてから感じたものを反映しながら、無駄なコストや施工を省き、最善な内容で施工可能です。
今回は、全面道路と高低差が約1m弱あったため、外階段がなければ引っ越しや日常生活に支障をきたす状況でした。建物引き渡しから引っ越しまでの1週間ちょっとの間に階段の下地を作らせていただき、一旦新居での生活をスタートしていただける状態に仕上げました。
1か月ほど住んでいただき、自分の希望するものは生活にあっているのかを再度検討いただき、住んでから感じたものを反映しながらリプランニングでき、最善の選択をできるというのが当社に依頼された最大のメリットとなります。