冷蔵庫置き場は壁を取り壊し、収納スペースへ
元々リビング側に冷蔵庫の扉が開くようになっていた冷蔵庫スペースは、収納スペースへと生まれ変わりました。冷蔵庫はキッチン内に設置され、動線も快適になりました。キッチン側には食器棚を置くため、キッチン側には壁を増設、廊下側の壁は撤去し、収納できるスペースに変更しました。
キッチンで普段はあまり使わない食器や大きな鍋、季節に応じて使用する調理器具などを収納できるスペースとしました。キッチンやリビングは来客も多く、全体のスペースをスマートに見せられるように工夫しました。
この場合は、子ども部屋やバスルームにつながっている廊下に設置されているため、見せる収納ではなく、折戸扉の収納を採用しました。
折れ戸の扉は、開閉時のスペースが従来の片開き扉に比べて、1/3以下の省スペースになるため、今回のように狭い廊下のスペースにはぴったりで、扉が邪魔にならないメリットがあります。
また廊下のため、行き交う人が多く、ほこりも貯まりやすくなります。日々の掃除も楽にできるため、こちらをセレクトしました。少しだけあけ、さっと中のものをとることもでき便利です。リフォームによって不必要になったスペースも、この場所になにがあったら施主様が便利なのかを考えながら、リフォームのご提案をしています。