小柄なお母様を考慮したキッチンの高さ
この家のリフォームは息子さんご夫婦主導で進めましたが、将来この家にお母さまが住み、1階だけで快適に生活できるようにと考えたもの。小柄な母の身長にあわせ、キッチンの高さ、収納のことなどを考慮し、キッチンを選んでいただきました。
キッチンでの作業のしやすさは体に合ったワークトップといわれる、キッチンの板面の高さを選ぶことが大切です。高すぎると肩や腕が疲れてしまい、低すぎると姿勢が前かがみになり、腰に負担がかかります。ちょうどよい高さを選ぶことで、ラクな姿勢で調理できます。長くキッチンに立っていても疲れにくく、快適なキッチン空間となります。
使う人が誰なのかを考え、今回は小柄なお母様に合わせ、80㎝というリクシルのキッチンで一番低い高さをセレクトしていただきました。
写真のように、奥様が立つと、少し低めとなりますが一番使う人に考慮するのが最善です。
リクシルのキッチンは、細かくサイズを選択できるのも魅力です。誰が一番キッチンに立つ時間が長いかを考え、このキッチンのワークトップの高さを検討し、設置したいものですね。
同じ身長でも、手の長さも足の長さも違います。実際にショールームに行って、高さを見ながら選ぶことをおすすめします。