高浜市 K様邸
玄関の差し色が映えるモダンな外観。
白を基調とした清潔感あふれる空間が
お客様をお出迎え
もともとご主人の叔父様のお住まいだったお宅。
住和風な平屋住宅でしたが、築年数も31年経っており、耐震補強も含めて全面リフォームを考えていらっしゃったそうです。
また、下のお子様が当時はようやくおすわりができるようになった頃で、「この子が一人で歩き出す前にリフォームを済ませたい」とお考えでした。具体的にリフォームに向けご夫婦が話し始めたのが梅雨の時期。年が明ける前までに完成を目指し、リフォーム会社に足を運ぶようになりました。
BEFORE | 築31年、純和風の家屋を耐震補強も含めて全面改装したい |
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AFTER | 小さなお子様がのびのび走り回れる、安心の空間に |
K様夫妻がリフォームの相談を持ちかけたのは、アーキ・プロを含め2社。
最終的にアーキ・プロを選んだ理由は…
「正直、どちらの会社もとても親身になってくださり、私たちのことを大切にしてくれそうだなあと感じていました。その中でアーキ・プロさんに決めたのは、皆さん建築士の資格を持っていらっしゃることもあり、ひとつの相談に対する回答や提案が的確で早かったからです。
キッチンひとつにしても、私の要望に対しミリ単位で提案してくれたり、また構造についても専門知識が豊富なので、柱や壁など『ここなら外しても大丈夫』といったようにアドバイスをすぐにいただけたのが良かったですね。
特に我が家の場合は、日々成長している子供に合わせてリフォームを進めてもらわなくてはいけなかったので、どんなに親身で丁寧でも、時間がかかってしまってはすべてが満足できるリフォームにならない。アーキ・プロさんは私たちのテンポにぴったり合うと言いますか、とにかく想いをカタチにしてくれる安心感がありました(奥様)」
耐震補強も進行しながら、構造上不可欠である壁を見事にお部屋のアクセントに
耐震補強と全面リフォームを同時進行でスタートし始めたK様邸。
ご家族のいちばんのお気に入りであるLDK は、奥様のセンスがあちこちにあふれています。
お部屋に入るなり目を引くのが、リビングとダイニングをさりげなく分けているブリック壁(アドヴァン トスカンブリック)。壁紙でなく、本物のブリックを貼ることでお部屋全体に高級感を与えています。
「もともとここは2部屋あった場所。
見積もりの段階でもう1社のほうは、この壁とは別にキッチン横に柱がないと難しい、と提案してきました。
しかし、柱はなくて正解!は断熱性・遮音性の高いサッシ構造を熟知しているアーキ・プロさんだからこんな広い空間を演出してもらえたんです。
耐震補強も同時にお願いしていたので、自治体の補助金についてもいろいろアドバイスをいただきながら進めることができました(ご主人)」
また、サッシは断熱性・遮音性の高いものを採用。外観とのバランスにもこだわりました。
これでお子様が元気に走り回っても問題ありません。
これまで使っていたカップボードも活かせるキッチン収納に。
キッチンは奥様にとって大切な場所。奥様のアイデアとアーキ・プロの提案がマッチした 収納が完成しました。
結婚を機に購入したカップボードを処分してしまうのは勿体ない!と、そのまま収納の中に入れて使えるようにしたかった奥様。
そこで、見た目もスッキリしていて且つ部屋の圧迫感を抑える効果もあるすりガラス形状のキッチン収納を採用し、内部にこれまで愛着のあったカップボードをすっぽりと納めました。
またキッチンはそれまで東側の壁に設置されていたものをフラット対面キッチン(ヤマハ・ベリー)にし、ダイニングが目の前に見えるよう配置を変更。
奥様が雑誌で見つけたかわいいライトも、美味しいお料理づくりに花を添えています。
旦那様のいちばんのこだわり!
圧巻のシューズボックス
リフォームを始めるにあたり、旦那様が一番こだわったところがこの玄関。普通のお宅ではなかなか見かけない大容量のシューズボックスを設置しました。
それもそのはず…ご主人の学生時代からの趣味が『スニーカー』。
引越しの際にかなり処分されたそうですが、6 枚ある開き戸を開けると整然と並べられたスニーカーがぎっしり!
大容量のシューズボックスが必要だったのも頷けます。
大柄なご主人は靴のサイズも30cmあるためオーダーメイドで製作する案も出ましたが、予算のことも考慮し、いろいろなメーカーの物からぴったりのものをご選択いただきました。
これだけ大容量なので、お客様がいらっしゃっても玄関は清潔感溢れるすっきりとした空 間になっています。
また、玄関にすりガラスを入れ引き戸(YKK コンコード)にしたことでやわらかな光がたっぷり差し込み、お客様をお出迎えするのに最適な環境を演出しています。
玄関にはほかにも個性的な演出がいっぱい。
足元のタイルの1 枚をメモリアルタイルにし、家族の足あとを彫ってもらいました。ポストとカラーを合わせ、さらに玄関のひさしとサッシをシルバーに統一したことで、モダンな外観に変身。
また、雨の日に濡れた傘を家の中に持ち込まなくてもいいように、玄関左側には傘掛けも設置しました。
「なかなか気に入ったカタチや色の傘掛けが見つからなくて、実はアーキ・プロさんに作ってもらったんですよ(ご主人)」
純和風から和モダンへ。あちこちに住みやすい工夫が。
外壁にはガルバリウム鋼板8山を採用。通常はもっと幅の広い鋼板を使うことが多いのですが、細い鋼板にしたことでより和モダンな雰囲気を出すことができました。
サッシの雨戸も、寝室は夏場対策も兼ねて採風雨戸にし、LDK は開け閉めのしやすいシャッターを採用。
さらに東側にサンルームをつけることで、突然の雨でも安心してお洗濯が干せるようになっています。
リフォームで配置を変えることで、広いバスルームを確保。
お子様が二人いらっしゃるK様。脱衣室やバスルームも広さを確保したいところです。
そこで寝室の間取りを変更し、そのぶん水回りをゆったりと配置してみました。
「リフォーム前よりひとまわり広くなったので、おふろタイムも楽ですね(奥様)」
トイレと脱衣室・洗面・バスルームが一列に並んでおり、廊下の向かいにはすぐ寝室があるので使い勝手も非常に良いのが特長です。
やわらかな陽射しが差し込む子供部屋
南側にあった二間つづきの和室は、2つの子供部屋に変更しました。もちろんこれらのお部屋の雨戸も採風雨戸にしてあるので通気性は抜群です。大きくなるにつれてお洋服やモノが増えていくことを想定し、収納もしっかり確保。今は1つのお部屋をプレイルームにし、姉妹が仲良く楽しい時間を過ごしています。
基本データ
家族構成 | 夫婦、子供2人 |
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築年数 | 築31年程度(S56年築) |
目的 | 耐震補強も含め全面改装 |
リフォーム箇所 | 全面改装工事(耐震補強、間取り変更等) |
設置した新設備 | ○キッチン ヤマハ ベリー ○ユニットバス TOTO サザナ ○洗面 INAX ピアラ ○トイレ INAX アメ-ジュZ ○サンルーム TOEX サンクスペースⅡ ○玄関引戸 YKK コンコード ○ブリック壁 アドヴァン トスカンブリック ○玄関タイル 名古屋モザイク シク―ロ |